Risk Assessment

化学物質のリスクアセスメント
(九州大学 学内向け)

化学物質のリスクアセスメントの義務化

学内における事故・障害の防止のため、ならびに、労働安全衛生法の改正(平成26年6月25日公布)に基づき、「化学物質のリスクアセスメント」の実施が義務づけられるようになりました。

また、化学物質の自律的管理(自主的管理)に向けた労働安全衛生法等の改正が、令和4年より行われています。

令和6年4月より化学物質のばく露評価が義務付けられることに伴い、リスクアセスメントの実施内容にもばく露評価に関する項目が必要となりました。また、保護眼鏡・保護手袋の着用やドラフト等の使用などの義務の範囲が広くなり、これまでに比べて化学物質の利用の際には、より厳しい対策が必要となります。

安衛法改正への対応には、これまで行っていたリスクアセスメントの結果だけでは、十分ではなくなります。 新たなリスクアセスメントExcelツール(Q-RAX法)を公開していますのでご利用ください。このツールは現在随時更新中ですので、できるだけ新しいものをご利用下さい。

なお、このツールで行った汎用溶媒のリスクアセスメントの実施結果集ならびリスクアセスメントの説明パワーポイントは、現在作成中です。しばらくお待ちください。

リスクアセスメント実施等の説明会・講習会 の案内

    

お詫び

アップロードミスにより、案内が遅くなってしましました。申し訳ありません。

    

令和7年度(2025年度) リスクアセスメント実施説明会

<開催時間・方法>

  第1回:  令和7年(2025年) 4月15日(火) 14:50-16:20 オンライン開催

  第2回:  令和7年(2025年) 5月8日(木)   14:50-16:20 オンライン開催

   第1回・第2回の講習は基本的に同じ内容です。

   オンラインツールとしてTeamsを使用します。

<接続方法> 

  1) 下記のMoodleのURL にアクセス

    https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=30147

  または、

  2) Moodleにて「2025年度・他・化学物質のリスクアセスメント実施説明会」を検索して開く

    

===== その他 ====

  定期で開催される講習会以外での講習を希望される場合には、右上の「お問合せ」からご連絡ください。

リスクアセスメントとは

「作業実施者(研究者等)が、

  1. 実施される作業内容や作業実施状況を考慮することにより、作業中(実験中)に発生する「危険性や有害性を予め評価・認識」し、
  2. その危険性や有害性に対する「予防措置をとる」ことによって、

 安全な作業実施(実験実施)に努めること。」

を、指します。

リスクアセスメントの簡単な手順

そのために、以下の作業を行う必要があります。

  1. 実験に使用する「化学物質のリストアップ」する。
  2. それらの「SDS(安全データシート)を取得」する
  3. 「危険性・有害性や関連法規を確認」する。(加えて、指定物の該当確認)
  4. 危険性・有害性などに応じ、「必要な措置を確認」する。
  5. 3と4で確認した事項について「記録」する。
  6. 実施した記録を、必要に応じて「教員等に確認」してもらう。

化学物質のリスクアセスメント(九州大学 学内向け)

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